雲が描いた月明り|第1話あらすじ|「月あかりの縁」

雲が描いた月明り|第1話|「月明りの縁」あらすじ

第1話の主な登場人物

 

 

世子 イ・ヨン パク・ボゴム演じる皇太子。しょっちゅう宮殿を抜け出す問題児。
ホン・サンノム 男として育てられ、いまは芸人兼恋愛相談家。
キム・ユンソン 領議政の孫息子。世子の幼馴染で清への留学から戻ってくる。
キム・ビョンヨン 世子の幼馴染で、いまは世子の護衛をしている。
ミョンウン公主 世子の妹で、太り気味。文通恋愛中。

 

第1話 あらすじ

 

 

「私たちが知らなかった朝鮮恋愛史」ホンサンノム作。
こんな冊子まで執筆しているホン・サンノム(本名ホン・ラオン)は、芸人と恋愛相談家の2つの顔を持つ、町の有名人。

 

この日も、ある下男の「恋愛相談」を受けるサンノム。
「常に回りをうろついていた男が、急にそっけなくなったら女人は気になるものです」。
こんな助言で、実際に「下男の恋」を成就させてしまうほどの腕の持ち主だ。
とはいえ、多額の借金を抱える身。
いつも借金取りに追われ、金の算段に苦心する毎日を送っていた。

 

ある日、「内侍募集 銀10枚」の張り紙を見つけるサンノム。
「この金額なら、借金を返しておつりがくるな…」と少し妄想するサンノムだったが、実際には、絶対に内侍にはなれない事情があった。現実は厳しいのだ。

 

 

一方、宮殿の世子。夜遅くまで、町を徘徊するせいで朝が弱い。
臣下に牛耳られる父王への不満もあって、素行もよくない世氏は、内官の間では、「東宮殿」をもじって、「糞宮殿」と陰口をたたかれる有様なのだった。

 

一方、ホン・サンノム。実は、人には決して言えない秘密があった。
男として生きているが、本当は女性。知っているのは、母と今の養父だけ。
もともと、母と2人で暮らしていたサンノムだが、なぜか小さなころから、女なのに男として育てられていた。「女の恰好をしてはいけない理由」は、わからない。

 

サンノムのこの日の仕事は、ある両班の若様の恋文の代筆。
しかも、お相手は宮殿の公主(=姫)で、今度は実際に会うという。
ふんぎりがつかない若様は、ホン・サンノムに代役で会ってきてほしいという。
最初は断るサンノムだったが、過分な謝礼をもらうことで、引き受けてしまうのだった。

 

 

待ち合わせの場所につくと、そこにいたのは、なんと世子。(サンノムは知らない)
世子もまた、たまたま手にした手紙を読んで、「妹姫がよからぬ男と情を交わしているのではないか?」と、代わりに会いに来たのだった。

 

思わぬ出会いとなる、世子とサンノム。
お互いが代役だとは知らず、もちろん、この国の世子だとも知らないまま、サンノムは「若様の思い人は、男だった」と勘違いする。

 

汁飯を食べにでかける2人。
「私はいまだかつて、腹をすかせたことがない」という世子に、「まるで花草のように美しく生きてこられたのですね」というサンノム。
世子に「花草書生」というあだ名をつける。(心の中で)
話をしているうちに、「お前は本当は両班ではないのではないか」と疑われ、あわてたサンノムは、人気のない場所に世子をつれ出す。

 

 

そこで、昔、借金取りに落とされそうになった穴に、世子を落とそうとするが、サンノムも一緒に引きずり込まれて、落ちてしまう。

 

 

自力では這い上がれないことを悟った世子が、サンノムを土台に這い登ろうとするものの、うまくいかない。仕方なく、サンノムを持ち上げ、先に穴から出るようにいう。

 

そうこうして、何とか穴から這い上がったサンノムだったが、「穴から出たら覚えてろ!」とつぶやいた世子の言葉を思い出し、世子をおきざりにする。
「1時間以内に誰かをよこしますから。もし、今度会ったら、あなたさまの飼い犬になります」

 

一方、清からの船を降りた一人の男。
いまの朝廷を牛耳る、領議政の孫息子 キム・ユンソンだった。
彼もまた、権力をわがものにする一族の中で生きるのが息苦しいと感じている人物のひとり。船着き場に迎えに来た部下に、見つからないように雲隠れするのだった。

 

 

ひとりで都に戻ったキム・ユンソンは、「指名手配」の似顔絵の前で、ホン・サンノムと出会う。その似顔絵には、サンノムの顔。「駆け落ち」したカップルの顔もある。

 

 

近くを通りかかった官吏の前で、変装しようとするサンノム。結果的に、サンノムを救ったのは、ユンソンだったが、官吏を巻いたあと、サンノムは忽然と消える。

 

サンノムを拉致したのは、借金取りのやくざたちだった。
拉致されたサンノムは、「内侍応募」の申込書に、無理やり母印を押され、内子院に送られてしまう。

 

そこで、無理やり「男のイチモツ」を切り取られるところだったが、酔っ払いの手術員をうまくごまかす。翌朝、「酔ったまま、うまく手術を終えた」と勘違いさせたサンノムだったが、結局、宮殿に送られてしまう。

 

「女」だと知られたくないサンノムは、翌日にあるという「身体検査」を避けるため、夜になって脱出を図るサンノムだったが、出口の門の前で、ある男に見つかってしまう。

 

 

月をおおっていた雲が晴れて、そこに見えたのは、穴に置き去りにした花草書生だった!!

 

(第2話に続く)

 

 

 

 

 

ちょっと変わったとこから見た、1話の見どころ!

豪華ゲスト!チャ・テヒョンが恋愛相談する下男役に!

 

1話早々に、俳優のチャ・テヒョンが出てきます。チャ・テヨンといえば!!
映画「猟奇的な彼女」で、日本でも一躍有名になりましたよね。
顔を見たら、あ! 見たことあるって感じです。

 

彼が出てくるのは、冒頭。サンノムに恋愛相談しにくる下男の役。

 

 

そんなに重要な役じゃなく、この後しばらく出て、フェードアウトしちゃうんですが、
こんなところに、ビッグゲスト! って点で、面白いです!!

 

やっぱり、パク・ボゴムと同じ事務所の先輩だから、友情出演?なんでしょうか。
このドラマは、ところどころで、端役なのに、見たことある!って俳優さんが意外と出てきたりします。
こういうのも、見どころのひとつかも!?

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