雲が描いた月明り|第13話あらすじ|「優しく、さよなら」

雲が描いた月明り|第13話あらすじ|「優しく、さよなら」

 

第12話主な登場人物

 

世子 イ・ヨン パク・ボゴム演じる皇太子。サンノムとついに相思相愛になる。
ホン・サンノム 女の身で内官として仕える身。自分がホン・ギョンレの娘だと知る。
キム・ビョンヨン(キム兄) 世子の護衛で幼馴じみ。白雲会の一員だが、サンノムを助ける。
キム・ユンソン 領議政の孫息子。サンノムを愛し、密かに家門の意向にそむく。
王様 金氏一族に朝廷を牛耳られ、領議政のいいなり。
尚膳(さんそん) 内官の長。実は白雲会の長。サンノムを白雲会で保護しようとする。
サンノムの母 娘が利用されるのを恐れ、サンノムに宮殿から出るよう願う。
ハヨン 礼曹の一人娘。世子を愛し、そばにいたいと願う。
領議政 朝廷を牛耳る実力者。ユンソンの祖父。
第13話あらすじ

 

真実を知ってしまったサンノム(=ラオン)。
あの後、母との会話を思い出していた。

 

 

「ずっと、「男のふり」をしなければならない理由が
わからなかったけれど…やっとわかった。母さんの気持ち」
涙ぐむサンノムは、すべてを理解した。

 

「世の中の人が皆な、お父さんのこと知ってるから。
逆賊の娘として生きさせないために…言えなかったのね…」
その言葉を聞いて、切なさが増す母。

 

「お父さんを恨まないであげて。
少しでも、あなたが生きる世界を、良くしようとしただけなの」
そういう母の言葉を聞いても、すぐに受け入れることができないサンノム。

 

「知らなければよかった。いえ、もう少し早く知っていれば…」
色々な思いがよぎるサンノムだったが、宮殿に戻ると母に告げる。

 

「待ってるの。何も知らずに」。
世子に夕方までに戻るといったサンノム。
とにかく最後に会わなければ…。反対する母を振り切って、宮殿に戻ってきたのだった。

 

 

「お待たせしました、世子様」
滋源堂で自分の帰りを待っていた世子に、微笑みかけるサンノム。

 

 

「今回は、お前の顔を見ても笑うまいと思ったのに…!」
サンノムの笑顔を見て、思わず微笑んでしまう世子。

 

 

「約束した時間を過ぎても戻ってこないから、心配した」と正直に告げる。

 

「また、罰を与えるおつもりですか?」
「期待しているのか?」そういうと、サンノムを引き寄せて抱きしめる世子。

 

「無事に戻ったから、許してやる」

 

 

翌朝の東宮殿。
いつものように、世子の着替えを手伝うサンノム。
とはいえ、いつもと少し様子が違う。

 

「どうして誰もいないのだ?お前に仕事を押しつけたのか?」
サンノム以外に誰もいないのを、不振に思う世子。

 

「私が全部やるといったのです、世子様」とサンノム。
「数日間、夜の番もさせてもらえるようにお願いしました」

 

 

怪訝な顔をする世子。
「世子様の治療中、会わせてもらえなかったので、そうしたいのです」

 

世子が、サンノムをからかう。
「嫉妬がひどい女人には注意すべきなのに…。そんなに私を独り占めしたがるとは…。」

 

しばらく沈黙した後、サンノムを見つめながら、世子がいう。
「許可する」 (←これ以上のラブラブありません)

 

 

そして、「世子様。お願いがあります」と切り出したサンノム。

 

「今日は1日中、世子様のそばから…一歩たりとも離れずにいても、よいですか?」

 

「よいぞ」

 

「世子様の肩に寄りかかり、膝枕で眠っても…よろしいですか?」

 

「よいだろう」

 

「書物の代わりに、今日は私を見てくださいませ」

 

無言でうなづく世子。

 

「今度は私の番だ。心の準備はできているか?」

 

 

そういって、サンノムを引き寄せる世子。

 

 

キスされる予感に、思わず目を閉じるサンノム。
でも、何も起こらない。

 

いたずらな笑顔を浮かべながら、世子が言った。

 

 

「頼みごとなどするな。何でもいえば、与えよう」

 

幸せ満開な2人なのだった。

 

 

この日の朝廷では、世子の襲撃事件が議題となっていた。
「宮殿の護りを破り、こんなことが起こるとは…」

 

実の黒幕は、当の大臣たち。
領議政を始め、多くの家臣たちは真剣にとりあう気はさらさらない。

 


↑罷免したはずなのに、いる人。

 

罷免したはずの大臣が列席しているのを見て、それを咎める世子。
領議政が「世子様の不在中、その座を守ったのです」ととりなしたところへ、礼曹が反旗を翻す。

 

「でも、命にそむいたのは不忠でしょう?」という礼曹。
この言葉に、家臣たちが驚く。礼曹はついに、世子側に寝返ったのか?

 

「王様が功労を認めて、復職をお許しになったのです」
領議政の一言で、この場は終わるが、領議政に真向から歯向かう家臣が現れた瞬間でもあった。

 

 

東宮殿で、武官の報告を受ける世子。
刺客は全部で10人いたが、死体は9人だけ。1人足りないという。

 

「誰かの助けを借りて宮殿に入り、1人はまだ宮中にいるはずだ」
という世子。必ず残党を見つけるように命ずる世子。

 

その場にいたキム兄。
ふと、世子に疑われているのではないかと不安がよぎる。

 

 

朝廷内を上書をもって歩くユンソン。
ふと落とした上書を、サンノムが拾い集める。

 

「手をケガされて、ご不便はないですか?」
世子を助けて、刀を素手で受けたことを心配するサンノム。
自分のことよりも、サンノムを気遣うユンソン。

 

続けて、「世子様の具合はどうですか?」と尋ねると、
そこへ、世子が現れる。

 

 

「元気だ。見ての通り」

 

ユンソンと2人になる世子。
自分を命がけでかばったユンソンに、
「私は考えすぎだったやもしれぬ」と、
いつからか、金氏の相続者として見るしかなかったことを詫びる。

 

それを聞いたユンソンだが、サンノムのことは別。
「いま、この瞬間から、遠慮したり、頼んだりしません」という。

 

「止める気はない」と世子。
「やるだけやらねば、あきらめもつかぬだろう」

 

 

先に、世子の書庫に戻って、書物の整理をしているサンノム。
世子が、戻ってきた。

 

世子に、書物の整理の仕方を教え始めるサンノム。
眠れないときにした人魚姫の話も、書き残しておきましょうか?と尋ねる。

 

怪訝な顔をする世子。
「いらぬ。聴きたくなったら、いつでもお前を呼ぶから」

 

密かに宮殿を出ることを決意しているサンノムだったが、
そんなことには気づかない世子。
ふと、サンノムの姿が見えなくなり、名前を呼ぶ。

 

「ラオン?」

 

 

すると、世子の背中にサンノムの気配。
サンノムが、世子を背中から抱きしめる。

 

 

「しばらく、このままでいてください。世子様」
そういうサンノムに、笑みが止まらない世子。

 

「ずっとそのままでも、よいのだぞ?」

 

 

宮中の庭で、偶然サンノムと会うハヨン。
「世子様に、私の気持ちは伝わらなかった」と告白する。

 

「だから、これからは本当の気持ちは隠す。
世子様のそばにいるために」
そういうハヨンを見て、サンノムも切なくなる。

 

「つらくはないですか?」と聞くサンノムに、
「確かにつらいが、いつか気づいてくれるかもしれないから」というハヨン。

 

「世子には、ハヨンのような人がそばにいるべきだ」と思うサンノム。
ハヨンを世子の書庫に連れていく。

 

 

書庫で書物を読んでいる世子。
そこに人が入る気配がして、すっかりサンノムだと勘違いする。
入ってきたのは、ハヨンだった。

 

驚く世子に、
「世子様にお話したいことがあって、友との友情を利用しました」
というハヨン。「好きな女人がいる」という世子に、ある提案をする。

 

「心にとめる女人がいるのに、婚礼を拒むこばむということは、
結ばれるのが難しいお相手なのではないですか?」と、痛いところを指摘する。

 

「何が言いたいのだ?」と、怪訝そうな顔をする世子。

 

 

「私が、世子様の友になって差し上げます。
婚礼をいつまでも先延ばしにすることは、できません。
それなら、その助けになるものを世子妃にしてはどうですか?」

 

ハヨンは、その助けになるために世子妃になってもよいという。
「大きく羽ばたくため、私と、私の家門を利用してください」

 

それを聞いた世子は、驚きながらも、
「それでも、そなたに気持ちを向けることはない」と伝える。

 

「家門を隆盛させるための取引で、お互いの利益のためだ」というハヨン。
「ただ世子のそばにいたい」という本当の気持ちを隠すのだった。

 

 

その頃、ユンソンが、サンノムに会いに来る。
一刻も早く宮殿を出るように、説得する。
「ホン内官が無事でいられるよう、助けたいだけです」

 

「出ていくつもり」だと伝えるサンノムだが、
「私の事を知ると、あなた様にも迷惑がかかります」と、いう。

 

実は、既に本当のことを知っているユンソンだったが、
それを口にすることはできない。
去っていくサンノムを見て、切なそうなユンソンなのだった。

 

 

世子の襲撃事件の生き残りの1人が、宮中で捕まった。
その一報を受けて、あわてる大臣たち。
一方、世子は、「今回の事件は、白雲会の仕業ではない」という報告を受けていた。

 

もし、白雲会のしわざなら、必ず「雲」という痕跡を残すが、
今回そういうものはなかったという。

 

 

捕まえた刺客の取り調べが始まった。
拷問を受けながらも、大臣らの詰問に、なかなか答えない刺客。

 

実は、家族の身の安全と引き換えに、
偽りを暴露するよう大臣らに脅されていた。

 

取り調べの場に世子が到着すると、刺客が口を開き始めた。
「白雲会の指図だ」という刺客。

 

そして、宮殿への侵入を助けたのは、宮中にいる者だという。
「ホン・ギョンレの娘が、宮殿の中で反乱を企てています」
そして、その娘の正体をいいかけたが…。

 

 

突如、刀を抜いた領議政が刺客を刺殺する。
驚く世子。領議政を責め、今度は世子が刀を突き付けた。

 

緊迫する中、キム兄が世子を止める。
真相は、暗闇のままだった。

 

 

王妃の中宮殿では、またある事件の火種が起こっていた。
かくまっていた女官が、男の子を生んだという知らせを受ける。

 

たまたま挨拶に訪れたユンソン。
赤子のなき声を聴き不振に思うが、王妃の様子を見て、さらに懸念を抱く。

 

 

翌日。取り調べ中に、刺客を殺したことを咎める王様。
領議政は、その理由を「罪人の娘が宮中にいるから」だと答える領議政。

 

顔色を変える王に、その娘の名は、「ホン・ラオン」だと告げる。
その場にいた尚膳も、心の中でうろたえていた。

 

 

キム兄を呼び出す尚膳。
「もう待つときは過ぎた。あの子をもうこのままにはできぬ」と告げる。

 

「明日、ひそかに本陣へ連れていく」
驚くキム兄。

 

その頃、領議政たちも動き始めていた。
「明日、宮中の捜索が始まる。ホン・ラオンを先に見つけねばならぬ」

 

これを聞いたユンソンが、ひそかに屋敷を出たところで、キム兄が現れた。

 

「頼む、あの子を宮殿から連れ出してくれ」
領議政の意思に逆らってサンノムを助け続けているユンソンに、会いに来たキム兄。

 

「誰にも見つからない場所に、かくまって欲しい」

 

 

その頃の東宮殿。
世子が床につこうとしている。夜の番をしているサンノムも傍らにいた。

 

「お前をそこに座らせたままで、私が眠れると思うのか?」
という世子。

 

 

「夜通し見ていたい」というサンノム。
「いつも見ていても、ある時急に大切に感じることがあるでしょう?」という。

 

「最後だと思うとそうなる」という世子だったが、
サンノムが宮殿を出る決意をしていることまでは気づかない。

 

 

「では、こちらに来て私の顔をよく見るのだ」といって、近くによびよせる。

 

 

世子のすぐ横で、嬉しそうに顔を見つめるサンノム。

 

 

その手を急に引き寄せ、サンノムを同じ床に入れる世子。

 

 

「世子様。もし私が両班の家に生まれ、世子様のところに来たなら、可愛がってくださいましたか?」と問うサンノム。

 

「当然だろう」とほほ笑む世子。

 

「もし、あの日。両班のふりをして世子様に出会わなくても、私たちは、出会う運命だったのでしょうか?」との問いにも。

 

「それもまた、当然のことだろう?」と答える。

 

 

サンノムの頬に手を当て、
「いっただろう? 私たちは結局まわりまわって会う運命だと」

 

それを聞いたサンノム、心の中で、問いかける。
『では、ある日。私が逆賊の娘だと知っても、私と会ったことを
後悔されませんか? この瞬間を、一度くらいは懐かしんでくださいますか?』

 

目を閉じている世子に、そっと唇を寄せるサンノム。

 

 

サンノムからの、初めての口づけだった。
実は、起きている世子。嬉しそうな笑顔を浮かべる。

 

 

世子の顔を手でなぞりながら、泣くサンノム。

 

 

そして、世子を抱きしめるのだった。

 

***

 

 

翌朝。目が覚めると、サンノムがいない。
驚いた世子が、「誰かおらぬか。ホン内官はどこだ?」と聞くも、誰も行方を知らない。

 

 

東宮殿を出た世子。宮中がものものしい雰囲気になっていることに驚く。
通りかかった大臣に、理由を聞くと、王命が出たという。

 

「逆賊の娘が、宮殿に入り込んでいるという確実な情報が入りました」
そのため、女官たちを調べるという。

 

その情報源が何かが、気になる世子。
さらに問い詰めると、

 

 

「18歳前後で、反乱後母とはぐれた女人で、本名を、ホン・ラオンというそうです」と聞く。

 

「ホン・ラオン??」

 

 

呆然とする、世子。思わず2度聞くが、確かに名前をホン・ラオンだという。
凍り付く世子。

 

 

サンノムがいるはずの滋源堂に入る世子。
ラオンの名前を呼ぶが、答える声はない。

 

 

見ると、内官の服と一緒に、サンノムに贈った腕輪が置いてあった。
その腕輪を手にとり、愕然とする世子なのだった。

 

第14話へ続く

 

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