雲が描いた月明り|第18話最終回|「雲が描いた月明り」

雲が描いた月明り|第18話最終回|「雲が描いた月明り」

 

 

第18話最終回の主な登場人物
世子 イ・ヨン 民と同じ目線の政治を目指すが、毒に倒れる。サンノムを愛している。
ホン・サンノム(ホン・ラオン) 世子を愛すが逆賊の娘と知られ、父と共に尋問場から逃走する。
キム兄(ビョンヨン) 世子の友として刃に倒れるが、一命をとりとめる。
キム・ユンソン 領議政の孫息子で一族の長となる立場。かつての幼馴染、サンノムを一族の手から守ろうとする。
領議政 朝廷の実権を握り、臣下の最高峰にたつ金氏の長。
ホン・ギョンレ かつての乱の指導者。一度捕まるが逃走に成功。サンノムの実の父。
王妃 領議政の娘。王の子供を産むが殺そうとする。
ハヨン 世子妃。世子を心から愛している。礼曹の娘。
茶山先生 かつて宮廷に出仕していたがいまは医師。世子を助ける。
第18話最終回あらすじ

世子が倒れた夜。
傷が癒えたキム兄が、こっそりサンノムを尋ねていた。
「必ずまた世子とお前の元に帰ってくる」とつぶやき、誰にも告げずに旅立つ。



そうとは知らないサンノム。
世子と別れたときの夢を見ていた。
不吉な予感がするが、「夢でも会えて幸せ」と思い直す。

***

深夜、茶山先生の家の門をたたく音。
あわてて開けると、そこにいたのはドヒョンだった。
※ドヒョン=妹公主の恋人。科挙の首席。



「世子様が毒を盛られて、危篤なのです!!」
医師でもある茶山先生に宮殿に来てほしという。

ちょうど茶山先生の家にいたサンノム。衝撃のあまり座り込んでしまう。

***



急ぎ、宮殿を尋ねる茶山先生。
その後ろに、医女の姿をしたサンノムがいた。



茶山先生と共に、東宮殿に入るサンノム。
そこには、床に就いている世子がいた。

「世子様。私です。ラオンです」と告げるが目を開かない世子。
必死に治療を始める2人。



しばらくして、うっすらと目を開ける世子。



視界にサンノムが入るが、まだ意識朦朧としていて、よくわからない。
そこへ、世子妃ハヨンがやってきて、サンノムはそっと外に出る。



次に、世子の目に入ったのは、ハヨンの顔。

やはり、幻だったか…??

***

峠を超えた世子。床に座り、茶山先生の話を聞けるほどになっていた。



「薬には異常ありません。器の外側に毒が塗られていたのです」
茶山先生によると、これが理由で毒味役の女官は無事で、世子妃の指輪が変色したという。



「当分の間、私が目覚めたことは秘密にしてください」という世子。
うなづく茶山先生。世子には、ある事件との関係が思い浮かんでいた。

***



世子の毒殺未遂事件は、宮殿中に知れ渡っていた。
「世子の様態は、どんどん悪くなっている」と報告を受ける領議政。
王妃もまた、その知らせに驚いていた。
一方の世子妃ハヨンは、東宮殿で見かけた医女の姿が気になっていた。

***



眠る世子の世話をするサンノム。
顔や手を拭き、立ち上がろうとしたところで、手をつかまれる。



黙ったまま、サンノムのマスクをとる世子。

「見間違えたのではなかったのだな。
目をあけてお前じゃなかったらと…心配していたのだ」

戸惑うサンノムだったが、ここに来るために、茶山先生と「誰にも気づかれないようにする」と約束をしたという。

「だから…もう少し知らないふりをして下さいませ」というサンノム。



その手を取り、別れたときに世子が切った腕輪をつけていることに気づく世子。

「ずっと知らぬふりをしてやるから、そばにいるのだ」

回復するまで…といいながら、見つめあう2人。
その様子を、扉の隙間から世子妃(ハヨン)が見ていた。
そっとその扉を閉じるハヨン。やはり、医女はサンノムだったのだ。

***



世子を見舞う淑儀とヨンウ公主。
淑儀に、「今回の事件は、母上が亡くなったときと同じだ」という世子。
前の王妃(母后)がなくなったときのことを、話すのだった。



「2つの事件は共通している」という世子。
「だが心証はあるが、物証がありません」

その言葉に、ヨンウ公主は顔を曇らせるのだった。

***



赤子のことで焦る王妃。
実の子の顔を見て動揺を隠せなかったが、やはり始末しなければ…。

宮中で世子が預かっている赤子を連れてくるように、指示していた。
闇に紛れて、再度赤子を始末するよう命令する王妃。



その瞬間、後ろに世子が現れた。

「また、赤子を亡き者にせよと命令されたのですか?」という世子。
世子が健在なこと。そして、現場を抑えられたことに驚く王妃だったが。
「私とは関係のない子です」と取り繕う。

それを聞いた世子。
「この子が本当の子供だと告白することが、王妃と赤子が生きる唯一の方法です」
と警告するのだった。

***



宮殿の庭で、ひとり悩むヨンウ公主。
通りかかったサンノムが、正体を明かし姫の悩みを聞こうとする。

「兄上のために、医女になったのか?」と筆談する公主だったが、サンノムの手を引いて、あの事件のあった廃殿に行くのだった。



ヨンウ公主が指さす先にあったのは、手紙だった。
王妃が亡くなったときに、領議政に殺された女官が隠したものだった。
驚くサンノムだったが、その様子を密かに見ていた間者がいた。

***

領議政に、宮中にサンノムがいたことを告げる間者。
手紙らしきものを持っていたことも、報告する。



それを聞いた領議政が「殺してでも連れてこい」と指示していた。

その場にいたユンソンが、「私が行きます」というが、領議政は信じない。
「お前が大切に思っている娘なのに、信じると思ったか?」

「自分の気持ちがどれほどのものか、試してみたいのです。」というユンソン。

「あの娘が世子を選んだから悔しいのか?」という領議政の言葉に、
「家門の力があってこそ、手に入れたいものを手に入れられるようです」という。

その言葉をきいて、許可を出す領議政。
「いいだろう。つれてくるのだ」

***

その頃、王の寝殿では、世子が重要な話をしていた。
公主とサンノムが見つけた手紙を、王に渡す世子。

その手紙は、母が書いたもので、血がついたハンカチと一緒に入っていた。
王妃の死の真実を知り、涙を流す王と世子なのだった。

***

一方、滋源堂に戻ろうとしていたサンノムだったが…。
「ホン・ラオン!」と名前を呼ばれ、後ろを振り向く。
そこにいたのは、険しい顔をしたユンソンだった。



「一緒に来てください」という言葉と同時に、黒装束の男たちが現れ、驚くサンノム。
思わず後ずさるが、つかまってしまう。

そして、サンノムに刀を突き付けるユンソン。
その瞬間、サンノムの手を引っ張り、後ろに隠すと、その刀を間者たちに向けるのだった。

間者たちとの乱闘が始まる。
サンノムをかばい、刀で切られながらも、次々と相手を倒していくユンソン。



切られそうになるユンソンをかばおうするサンノムを、瞬時にかばい、ユンソンは深手を負う。
最後の一人を倒したユンソンに、走り寄るサンノム。



倒れ込むユンソンを抱きかかえて、涙が止まらなかった。





サンノムが流す涙をぬぐいながら、息絶えるユンソン。
「あなたは幸せになってください」。

***



その頃、中宮殿では、王妃と領議政が2人。
この日の王妃は、少し様子が違っていた。

「どうしても大君を生みたかったのは、父上に認められたかったからです」
本当の気持ちを告げる王妃。

「家門を栄えさせたいがばかりに、王の血統をすり替えました」
邪魔になれば誰でも捨てる領議政に、自分も捨て駒に過ぎないのだとなじる王妃。
口を閉じて、そのまま王妃の座を守り抜けと警告する領議政。



その言い争いの場に、王と世子が現れた。

「領議政!いま言ったことは、本当なのか?!」

全て聞かれてしまい、言葉をなくす2人。



そして、世子が、母の手紙を見せると、もう言い逃れができない状態だった。

そこへ、ユンソンの死を知らせが入り、呆然とする領議政。
世子もまた、同じだった。

***



朝廷では、世子が量刑を言い渡していた。
領議政と大臣たちの打ち首と王妃の廃妃が決まる。
王妃は宮殿を追われ、領議政も刑を待つ身となる。

「少しだけ、ユンソンの部屋に立ち寄りたい」という領議政。
ユンソンの部屋に入ると、またあの日の顔相師の言葉を思い出していた。

「王族の気品がある」という言葉と共に、「短命」だといわれたユンソン。
まさに、その言葉通り。でも、その命を奪ったのは、自分だったのだ。

領議政は、ユンソンが隠していた短銃を取り出すと、それで自ら命を絶つのだった。

***



何もかもが終わり、母后の墓を参る世子。

「高い座にいると、低い座にいる者が見えなくなるものです。
声が大きいものの言葉だけを聞いてはいけません。
一人一人が、世子のたった一人の民のように扱うのです」



母の言葉を思い返す世子。
墓の前で「そんな王になります」と誓う世子なのだった。

***

今回の母の手紙を見つけた手柄で、赦免されるサンノム。
一方のハヨンもまた、「世子妃を降りる」ことを願い出ていた。
世子とサンノムの絆を知り、世子のために身を引くことを決意したハヨン。



「世子様の慰めになれない以上、一人でも堂々と生きられるように」と願う。
それを聞いて、世子妃としての記録をなかったことにする王様。

一度世子妃になると、その後退いても結婚できなくなる慣例を、王が赦免したのだった。

***



1年後。ついに、王に即位した世子。
新たな朝廷には、茶山先生の姿もあった。



数段高い場所にある王の席に座らない世子。

「皆と近くなりたいという気持ちを分かってほしい」



世子の新しい国造りが、始まったのだった。

***



町で、民と共にいる王(=世子)を見る2人がいた。
ホン・ギョンレとキム兄だった。



「火共雲托月(※)という言葉を、ご存じですか?」というキム兄。
「雲を描いて、月の光を輝かせるという意味かな?」というホン・ギョンレ。

※火共=正しくは、火へんに共で一字の漢字です。文字化けしてしまうためこの表記にしております。
この四字熟語の詳しい意味はこちらのサイトで詳しく解説されています。



「光を放つ太陽ではなく、民の中にいるときに光輝く。月の光のような君主。
王様は、そんな方です」



そういって、民と触れ合う世子を見ながら、笑うキム兄。



「だから、王様のための雲になる。そういうことか?」
ホン・ギョンレも笑っている。

世子が目指す国づくりは、私たちが待ち望んだものに違いない。

***



一方のサンノムは、書房で本を並べていた。
いまのベストセラー第1位は、『雲が描いた月明り』。サンノムが書いたものだ。

「稀代の名作を書くといって、私に会いにも来ずに!」
王様だった。

表紙に描かれた顔を見て、「これはなんだ?」。
「見逃してください。表紙で売れ行きが変わるので、仕方なく…」と笑うサンノム。
明らかに王様の顔が描かれている。



「しっかり、料金は払ってもらうぞ?」という王様に、「ここで、ですか?」と口を覆うサンノム。



「何を考えているのだ?」と茶化す王様。



「1冊あたり1文! 勝手に載せていい美貌ではないであろう?」
茶目っ気たっぷりの王様に、思わず笑うサンノム。


***



コスモスが咲き乱れる花畑の中。
王様と2人、歩いていく。

「雲が描いた月明りか。どういう内容だ?」と、サンノムが書いた本の中身を聞く王様。

「遠い国に、花のように美しい王子様がいて、少し偏屈な性格でしたが…」
すかさず王様が突っ込む。

「顔を無断借用するだけではなく、私生活まで?」

「その王子様が色々経験しながら、2人といない聖君になるという内容です」と答えるサンノム。

「お前の願いを込めているのか?」
「いいえ、王様がお造りになる世界を垣間見てきただけです」
にっこり、微笑みあう2人。



王様が、サンノムの手を取る。

「お前は、何者だ?」
笑いながらいう王様に、色々な答えをいうサンノム。

「王様が作られる国の最初の民」
「内官の姿で王様の前に現れた最初の恋人」

どれも違うという。



「では、私はいったい何者なのですか?」

王様が答えた。

「お前は、私の世界を満たした、ラオンだ」

そういって、顔を近づけてくる王様。









満開の花が咲き乱れる中、熱い口づけを交わすのだった。






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